POSレジのメーカーも最近になってようやく文化的なデザインの追求を開始したようです。
タブレットなどで見られるという事も当たり前の時代になってきましたので、デザイン性というものを重視するという事を考える所も出てきたという事があるのかもしれません。
単に使用者の好みというだけの事では無く、使用時や保管時に人から見られるという事を考えれば、このデザイン性というのは実はとても大切な要素だという事が分かってきたのでしょう。

見た目がいいと、もっと使いたくなる

見た目がいいとそれを見せたくなる、さらにもっと使いたくなるというのは人の本性だと考えられます。
単純に優れたデザインのものは自分でも高く評価しているので、自然と手がそこに行くという事があるわけです。
それでいて今はタブレット端末のようなものを使用していると、当然そこに人の目が行くという事が分かっていますから、今はわざと見せるという事を考える人もいるかもしれません。
仕事をしているアピールというわけではありませんが、これを使用していると仕事をしている感じが出てくるという事は間違いないところです。
その時に人に見せたくならないようなデザインのモノであれば、これは使用する回数が減ってしまうという事は間違いなくあるでしょう。
人は実に心理的且つ感情的なところで動くところがありますから、優れたものは見せたい、自慢したいという事があります。
使っているだけで自慢になるようなものがあれば、これは誰でも使いたくなるのは当然の事でしょう。

デザイナーの腕の見せどころ

如何に人に見せたくなるほどのデザインにするのかはデザイナーの腕の見せ所ということになります。
シンプルにするのか、装飾に凝るのかやり方は無限と言っても良いぐらいに考えられるわけですから、ここでデザイナーのセンスが分かれることになるということにもなる。
人は機能や付加価値が同じぐらいであれば後はセンスの良いものを選ぶという事を当然する事になりますから、人に選ばれるデザインというのは実はとても大切なものという事になります。
デザイナーの腕次第で売れ行きが大きく変わるという事は過去にいくらでも例があるという事になる。
思わず使いたくなる、見せたくなるような物というのは、そう簡単に作れるものではありませんが、それが出来るとメーカーとしても莫大な利益を獲得することにもなるので、デザイナーに課せられる期待というのも大変なモノがあると考えて良いでしょう。
場合によっては性能を度外視してデザインだけで選択されることも無いわけではありません。